一瞬で人生が変わっちゃった。


今までね、どこかで、自分の人生をあきらめてたところがあって。
私には、このくらいでちょうどいい、って無理やり納得させてたとこがあったの。これ以上、望むのは贅沢だよって。
でも、抑えても抑えても、我慢しきれない気持ちの方が強くって。
だから、私はこの数日の変化が、すごく嬉しい。

先週、職場の組織変更にともなって、いろんな人事辞令が出たのだけれど、
私にも、ちょっと不思議な”兼務辞令”ってのが出た。

今までのIT・PC系の雑誌の広告営業、ってのは変わらないんだけど、
それに加えて、実は今お勤めしてる出版社と、兄弟会社とは来年以降統合することになっていて、1月からとりあえず、そっちの会社に出向することになりました。
で、そっちで担当するのが女性誌。しかも働く女性のための、生活情報誌。

ファッション雑誌、コスメ雑誌のような華やかさはないけれど、働く女性たちの、どんな風にキャリアを重ねていけばいいの?お金は?住まいは?結婚は?ぶっちゃけみんなどんな風に考えてるの?なんて疑問や悩み事に答えてゆく雑誌です。


働きながら、わたしこのままでいいの?って悩んで、迷って、不安になって、もがきながら、それでも一生懸命な女の子たちを応援する雑誌。


ほんとは年初からの辞令なのだけど、年内で産休に入っちゃう方がいらして、私は彼女の後任ていうことで、さっそく彼女と一緒にこの2日くらいあわただしくいろんな広告会社さんやコスメ、時計の会社を回り始めた。


すごく新鮮。


同時に、兄弟会社の広告部は、かなり少数精鋭の部隊で動いていて、アットホームではあるものの、彼女がお休みに入っちゃうと、実は女の子は私だけになることも判明。「生理用品や下着のメーカーは女性の方がいいだろうから、それもお願いすることになると思う」って。それなりにプレッシャーでもある。


そんなこんなで、今日は今現在所属中の部署の、送別会兼ねた、忘年会で。
今後はしばらく兄弟会社に常駐で、こちらには週に1回夕方の会議のためにもどるくらいになっちゃうから、名残惜しいわけで。みんなやさしい先輩、かわいい後輩ちゃんたちばかりだから、
「がんばりすぎるなよ、悩み事ができてうちあけられなかったらいつでも戻っといで」「今まで一緒に仕事できてよかったよ。ま、また出向だからもどってくるんだもんな。ちょっとだけだよな」「先輩、兼務でもしばらく離れちゃうのはさみしいです〜」ってもったいない言葉をたくさんもらいました★

私がほんとは、広告もいいけど、ジャーナリストとしてあるいは編集記者としての仕事にも挑戦したいって思っているのを知ってるかなり偉い方の上司には「これで自分のやりたいことに少し近づいたね」ってウィンクされました。


それで、不思議なことに。この数日、仕事いくのやだ〜ってぐずぐず病もぴたりととまって。遅刻もせず、アポイントの時間には先について待ってる感じの人になっております。


やろうとおもえば、いろんなこと、ちゃんとやれるし、
高望みと思っててもあきらめなければ、スタイルは微妙に理想とばっちり一緒ではなかったとしても叶うものなんだなって。
実感中。


さ。お風呂が沸きました。みんなの夢も叶いますように。毎日が笑顔で溢れますように。おやすみなさい★