本の断捨離、難航中。

断捨離は、絶対なのかな、と少し疑問に思いながら、作業中。
特に本。私の中で、本は過去の自分や想い出、未知の世界と繋がる扉的役割を果たしている。

ボイストレーニング、ジャーナリズム、ピアノ、歴史、文学、金融工学、アート、旅。

昨日のハーマンミラー物語のように、少し時間が経ってから、自分がその本に見合う経験を積んで、ようやく読めるようになる作品もあるわけで。

状態はあまりよくないけど、何度でも読み返したい本もあり。

ジョゼと虎と魚たちの中で、主人公のジョゼが学校に行かないのに、物事をよく知ってるのは、誰かが捨てて行った本や教科書を繰り返し読んでる、というエピソードを思い出してみては、本て、いろんなとこに連れて行ってもらえる瞬間移動装置なんだものなぁー、と名残惜しんでいる。

山田太一さんの昔の脚本なんて、今だ色褪せず新鮮だし、山崎豊子さんの大地の子は、中国語でも読めるようになりたいし、三島由紀夫さんの日本語は美しくてたまらないし、吉行淳之介さんはねむの木学園の宮城まりこさんと2人セットで素晴らしいし。

少しずつでも、朗読や書き写しして、自分の血肉としてインプットしたいなぁ、と思うと、図書館じゃ期間が足りなくて、手元においときたいんだなぁ。

マクロ経済学はグッバイしたけど、貧困に経済はどう絡むかはウォッチしたく、ネクストマーケットはキープ。

トフラーの第三の波、パワーシフト、富の未来も、世の中を大きい流れで感じたいし、機会あれば、今少しずつ関わり始めてるスマートグリッド、エネルギー、環境経営とつながってく気がしてて、もうちょい保留。

新陳代謝も大切なので、卒業本として次の人に送るのも良いかとも思いつつ、作業中。