企画の魅力

担当の企画六本、イベント三本、仕込み中三本、大型プロジェクト二本、すきあらば提案したい企画五、六本。
自分が抱えてる仕事だけで精一杯なのだから、手伝う余裕なんかないよ。捨てられた仔犬のような顔したって、だめなんだからね。一生懸命拒絶オーラ出しながら、企画書が書けない先輩を助けるのを断ろうと、頑張ってた。でもだめだった。
某広告会社との打合せで、先輩は私が頼まれてくれないものだから適当に制作会社に作らせた突っ込みどころ満載の企画書を出した。予想通り大幅修正を要請され、困り果ててる先輩を横で見てたら、何だか抑えきれない気持ちが溢れてきた。それは情に流されるというより、イライラに似た感情に近かった。
それ、企画書作れないとかそんなレベルで躓いてたらもったいないくらい、超面白くなる企画なんですけど。
「制作会社から元データ私にメールするよう言ってください」気付くと、自ら手伝いを買って出ていた。
提案は翌日。完成度20%。
午後の予定はキャンセル。先輩は私の代わりに電話番。それでも私をうまく使ったのだということで手柄は先輩のものになる。けれど。そんなことどうでも良くなるほど魅力があったんだ。その企画には。

そんなこんなで一ヶ月ちかく慌しくすごしておりました。

以上、最近どうしてるの心配してくださっているみなさまに、近況報告。