最近のこといろいろ

なんだかあっという間に一ヶ月が経ってしまって、引き続き流れに乗って、このままどこまでも行ってしまいそうな雰囲気。もったいないので、忘れないうちに、過ぎていった景色とか、時間とか、気持ちとか、振り返っておこうっと。

12月に兄弟会社に出向が決まって、転校生・留学生みたいに、突然いろんなことが変わった。でも新しい環境も、新しく出会った人たちも、なんというか、私が好きだなと思う性質をたくさん持っていて、できれば戻らずにこのままでいたいなと思わせる魅力があって、よい感じ。ここの人たちは、音楽や文学やアートの世界とか、私の大好きなものたちをいいね、って肯定してくれて、優しく包み込んでくれる。

もちろん、まだまだ知識とか経験は足りず、わからないことが多いから、都度聞いたり調べたりして吸収したり、整えたりするのに時間がかかって、結構ハードワークだったりもする。けど、学んでゆくプロセスそのものが楽しい。


市販誌のタイアップ(記事広告)は、クライアントからオリエンを受けて、ラフ案を出すまでが、とても大事。制作の人とディスカッションして、方向性や要素をきちんと伝え、あいまいなところを残さないこと。ラフ案が決まれば、それに執筆や撮影ははめていく作業になる。とにかく、ラフ案が出るまでが大切なんだ。

これまで担当してきた定期購読のマニアックなIT誌では、タイアップの構成はおよそ雛形化されている。オリエンをうけたらほぼ制作会社にお任せで、1週間後にはいきなり初校がでて、すぐに校正作業が始まる。新鮮な学び。


夜の夜中にファッション誌をめくり、こんなのも試してみたら?これも似合うかも?と私のファッション・メイクの改造作戦を練ってみたり。

遅くなったからご飯食べましょうよ、と、こじゃれた間接照明のイタリアンで空腹を満たしながら、好きな本や映画の話をしたりして。

綺麗な顔立ちをしているから、なんとなく近づきにくかった印象の人が、実は江國香織さんが大好きだった。冷静と情熱のあいだに感動して、梅が丘近くに住んでみたのだって。同じ。私はイタリアまで行っちゃったよ。

プライベートではジャズが大好きで、鞄の中に楽譜を入れている人がいて。お店に流れるジャズのBGMを聴きながら、「これは▲▲というメーカーの●●という楽器だよ」とさらりと教えてくれたりする。

みんなに影響を受けて、お勧めの本とか、ファッションとか、映画とか、見たくなってる自分がいる。


とりあえず、それでも先週はほぼ毎晩終電逃してタクシー帰りでしたから。明日は少しゆっくりしよう。おやすみなさい。