素敵な人の素敵な言葉

今年一年、いろんな出会いがありました。私の記憶の中の、素敵な人の素敵な言葉、心に残った言葉、書き留めておこう。


自分の納得いかない異動、キャリアを告げられたときはすぐに上司に”相談する”こと。できるだけ早くがいい。でも決して「言われた異動が嫌なんです」と子どもみたいな発言はしないこと。「どうしてもモチベーションがあがらないんです。どうしたらいいでしょうか」と相談するようにして自分の気持ちを告げる。上司は部下のモチベーションをあげるのも仕事のうち。何らかのアドバイスとしてあなたを助けてくれるはず。
でもね、よくキャリアデザインというけれど、キャリアは自分でデザインしようとするものではなくて、振り返るとデザインされている。そういうものかもしれないですよ。
J-Wave MakeIT21ナビゲーター ショーンK氏


自分の意に反して親子がばらばらで暮らすことほど悲しいことはない。親子は一緒が一番いい。●『丁家の人々』著者丁如霞さん 
文化大革命で家族がばらばらになることを余儀なくされ、その後台湾に渡ったお父様と日本で再会したいと願ったものの叶えられず、その後大陸にいる娘さんを日本に呼び寄せることにしたエピソードをお話いただいたときのコメント。
丁家の人びと


その情報は、そこでしか求められないものなの?お金はそこでしか稼げないの?望む未来をただ待っているだけなんてもったいない。動かなきゃ。準備や勉強してからなんて考えてちゃだめ。動きながら、始めながら学べばいいのよ。
人は苦しんでいるとき、どん底に居るときの姿が一番素直で美しい。私は人の涙や情に流されない。他人の不幸は私にとっては蜜のようなもの。すごく惹かれる。けれどね、「情報」は情けに報いると書くのよ。
丁如霞さんの娘さん:報道記者
(ジャーナリストになりたいのだけれど、どこから目指せばいいのか迷ってると相談していたときにいただいたアドバイス。かっこよくて愛らしく、お話してすぐファンになってしまった。実は高校・大学の先輩だった★)


東大にある男子学生がいた。授業のあと、そいつはやってきて「あんたの授業面白くない」と面と向かって俺にいいやがった。面白くないなら授業に出なけりゃいいのに、毎回ちゃんと出席している。ついには授業の合宿にまでやってきた。夜になってそいつと語りあったとき、やっぱりそいつは「あんたの授業面白くない」と言いやがる。屈折したやつだった。けど、しばらくして気づいたんだ。面白くないといいながらも、そいつは何かを求めてた。求めてるからこそ、やってくるんだ、とね。残念ながらそいつの理想に俺は最後まで叶わなかったみたいだけど。いろんな大学でいろんな学生を教えてきたが、一番印象に残っている学生は誰かって聞かれたらあいつだろうなあ。●アジアプレス代表 ジャーナリスト 野中章弘氏 

銀河分の1を見つけるトレーニングで発想力を鍛えよう」自分にしかできない(1)ことを大勢(銀河)の人に伝わるように表現する工夫をしてみることで、自分だけのアイデアがわくようになる。●ゲーム作家 米光一成


同じようなことを言っているのに、彼女が発言すると、みんなうなづき、私の場合はうまく説得できない。これってどういうこと?それは周囲の人にあなたのメディア力がないから。信頼される立場になって始めて通じることってよくある。それをまずきちんと心に留めておいて。
何かに悩んだら、自分自身にインタビュー。質問を繰り返して。「私は本当は何をしたいの?」「なぜ私は悲しいの?」「どうしたら私は楽しくなれるの?」繰り返し繰り返し、氷河の一角になっている自分自身の心の奥底にダイブしてみることで見えてくることがあるはず。
●コミュニケーションインストラクター 山田ズーニーさん
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