やっぱり大森南朋さん、

素晴らしかった。

飾らず、ちょっと面倒くさそうにしてる大森南朋さんの印象が先行してたから、どきっとした。

再放送第一回の昨日は、父と一緒に見てたんだけど、「どいつに会ったんだ?」
と聞かれ、
「この主役の人なんだけど。。。人違いかも」と返事しちゃうくらい、本人とのギャップを感じてしまったのでした。

もちろん、みんなのおすすめどおり、内容そのものにもすっかりハマりました。

ファイナンスの世界では、今まさにリアルで騒がれてるサブプライム問題とかもそうだけど、マネーゲームの部分ばかりがフォーカスされて、ファンドの原資産になってるものや、借り手・買い手の置かれてる社会構造が健全なのか、もし歪んでるとするならば、どう是正しようかっていう議論はなかなか起きないんだよね。

低所得者の苦しさにつけ込んで高い金利で貸しちゃって、返せないから他のファンドと抱き合わせてわからないようにして売り飛ばす。それを買わされるのも知識が低い人たちだったりすると騙された感が蔓延し世の中は一層混乱していく。

でもこの部分て一番人間臭いというか、人の欲とか善悪は何だっていうドラマの要素が凝縮されているんだよね。
その意味でもNHKにやられました。。。
勉強させていただきます。