絵のような風景

深い緑色の池を覆ように広がる薄ピンク色の桜の花びらは風に舞うそれらとはまた違った美しさがある。

桜を楽しもうと人々が乗っているボートは、ここから見れば桜の引き立て役にしかすぎない。

黄色い菜の花と桜の木との遠近感に吸い込まれそうになった。

桜の木は、たくさん集まって咲くからこそ美しいのだという人に、つい反抗してみたくなって撮った写真。

花の一つ一つ、それぞれだってかわいいじゃん。

よく見ると、同じようでいて、違う桜もある。

　
セピア色の桜は色あせているようでいながら、より鮮明な印象を与える。

桜のトンネルを通り抜けていく人々。みな違うところから集まり、また違うところへ帰っていく。