全部自分が決めたこと


「自分が違う方、違う方へ行こうとしているのに、揺り戻されるときには、それに従った方がいい。」


「何か行動を起こそうとするとき、勉強から始めるのはよくない。本を読んでも泳ぐことができないように、まずは実際にその環境に身を置き、経験を重ねることが大事。勉強して得た知識が役立つのはその後。」


ベンチャー企業の経営コンサルをしてる人が教えてくれた言葉。1000人以上の起業家、経営者にアドバイスをする経験から出た言葉だから、説得力ある。


「迷いで気持ちが揺れるときは、揺れるままにしておく。そのうち内なる中心軸が働いて起き上がりこぼしみたいに自然と落ち着くから」


「自然に囲まれて育ったからかな。自分の本能の声に耳を澄ますのに慣れていたのかもしれない。本を読んだり、人の話を聞いて問題をややこしくせず、自分の心に任せてもその答えが大体正しいと信じられた。」


作家 桐島洋子さんの言葉。彼女は文芸春秋在職中、初めから別れる予感のあった外国人の恋人との間にできた子どもを会社に隠してこっそり産み、育ててきた経験を持つ。



ここ最近、自分の周りに起きていくことを振り返ってみると、自分の頭だけでは整頓しきれない出来事や仕事や出会いが次々にやってきていて。それをどう理解したらいいかわからなくって、本屋さんや図書館に通ったり、いろんな話を聞いたりを繰り返して答えを見つけようとしたもののなかなか見つからず、しばらく考えあぐねていたのだけれど....。


朝、ぱらぱらと雑誌や本をめくって、これかなと思ったのは、冒頭の二人の人の言葉だった。大切なのは、素直にその時の流れに従ってみること。頭であれこれ考えていても何も始まらない。答えは最初から自分の中にあるのかもしれないね。


英語を習うことになった。法政大学で開かれている絵本の編集ライター講座を受けることになった。体調崩しがちな先輩の代理で担当したIT関連の広告企画が大成功で1000万円近くの売上になった。ラジオ番組の脚本を書かせてもらうことになった。今年一年間取材に立ち会った韓国系クライアントからの満足度が高く、同じ会社の違う部署でも企画の担当をしてほしいと頼まれた。近頃コンサルタント、作家、本を書く人、国際的な人たちばかりと出会う。


なんだか動かされている感のある出来事も、みんな結局は自分が決めていること。望んでいること。私は、英語が話せるようになりたいし、絵本を書きたいし、ビジネスでもうまくやっていきたい。人に話を聞き、文章を書き、国際的な舞台で活躍したいってことなんだよね。


なんだ。わかりやすいじゃん。


てことで。納得。明日は、久々に大学時代アメリカで一緒に過ごした仲間と再会。昼からはラジオの取材で留学生たちの文化祭へ。夕方はアナウンサーのレッスン仲間の一人が出演する舞台を見に吉祥寺へ いってきま〜す♪