人との出会い方が変わってきた

最近、人との出会い方がすごく変わってきたように思う。
それに、出会い方だけでなく、出会った後も。

なんというか、とてつもない才能に溢れる素晴らしい方たちと、
これ以上ありえないってほど、
ありがたいお付き合いをさせていただいている。

これは、もう、引き合わせてくださった人はもちろんなのだけれど、
親、先生、友人、諸先輩方...。これまで私を産み、育て、関わってくれた人みんなに感謝したい気分なんだな。


例えば、ある人のセミナーに参加しました。あるいは、ある人と、仕事でご一緒することになりました。普通なら、そのある人と、初対面からいきなり仲良しになるのって難しい。何度も何度もお互い顔を合わせて、自分はこういう人間なんです、って知ってもらって、ある程度の信頼関係を持った人間関係に発展するまでには相当時間がかかる。相手にとって自分は多くのセミナー受講生の一人、何人かのスタッフのうちの一人に過ぎないから。


それが、なんか、違うのだ。


基本的には、たいていの場合、私が一方的に会いたい、お話したい、と思っている人だから、出会えた興奮と感激を伝えるところからご挨拶を始める。そのパタンはこれまでも、最近もさほど変わらない。


「以前、ラジオで出演されているのを聞いて、すごく勇気づけられたんです」
「出版されているすべての本が、大好きだったんです」
「作品を拝見しました。あまりに共感して、恥ずかしながら、声を上げて泣いてしまいました」


そんなメッセージを添えながら、メールをしたり、名刺交換をしたり、お手紙を送る。
そして相手もお返事をくれ、こちらもまたお返事をし、ゆっくりゆっくり仲が深まっていく。


違うのは、そのあと。相手の反応が、これまでとは明らかに違うのだ。

「あなたに私も会いたいと思ってました」
「噂は聞いていました」
「私もあなたの作品を聞きたいです」
「こちらこそお仕事ご一緒できて嬉しいです」
みたいな反応をいただいたり、あるいは、気づくと、セミナーが終わった後、運営スタッフの中に紛れこませてもらっていて、昔からの仲間のように一緒にうちあげに参加させていただいていたりする。


みんなが踏まなくてはいけないステップを、2−3本、すっ飛ばしている気分。

なんだか、すごく、得した気分。VIP待遇(^-^)v


出会いのつながり具合もすごくって、


職場で音楽コンサートのチケットをもらったので、近頃割とご無沙汰していた友人Eちゃんを誘って、近況報告しあっていたら、Eちゃん、最近朗読の個人レッスンをしているとの話。へえ、私もナレーションや朗読、久しぶりに基礎を鍛えなおそうと思ってたんだ、などと話をしたら、その数日後、その個人レッスンをされている先生と偶然番組をご一緒することになり(これまたこちらもかなり久しぶりに)、ちょうどEちゃんと最近再会して...。なんて話で盛り上がり、ついでに朗読レッスン、あなたもよかったらおいでなさい、と誘ってもらえたり。


尊敬している放送作家の先輩が主催しているラジオ制作者の会で、名刺交換させていただいたことがきっかけで、文通が始まった女優Sさん。ぜひまた個人的にも会いたいですね、なんてお互いに書きあっていた矢先、また別の放送作家の先輩から、あなたとSさんをお食事にお誘いしたくって、とお声掛けいただいたり。


ラジオ番組で声だけ聞いていて、いつか会ってみたいなと思ってた作家のMくんと、念願かなって一緒に出演することになったら、彼も学生の頃陸上をやっていて、絵も大好きで、感受性も似ていることが判明したり。


そのほかにも、たくさんたくさん。


放送作家、脚本家、出版社女性誌担当、ラジオパーソナリティ、イラスト、音楽、英語、中国語、陸上、アジア、PC、IT、ファイナンス、MC、ジャーナリスト、お散歩、編集者、ライター、ナレーション、童話、絵本、インテリア、ファッション、コスメ、ヨガ、美しい文学(伊坂幸太郎向田邦子太宰治三島由紀夫吉行淳之介宮本輝宮藤官九郎)...。
今まで興味をもってきたものがそれぞれに少しずつリンクしていく感じ。


いつも、いろんな刺激、出会いのチャンス、感動を与えてくださって、ありがとうございます。


このblogをあなたが読んでくださることについても。私はとても幸せに思っています。
これからもよろしくお願いいたします。