アクティブでクリエイティブな感じ。

今週もお疲れ様です!
お片づけ、たくさんしたいのだけれど、
頭の中も整頓したくって。
備忘録っぽく、よかったこと、うれしかったこと、たのしかったこと、感激したこと、まとめておきます★


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金曜日、夕方、麻布十番のヨガスタジオmellow beauteさんへ。10月に某コスメ会社さんと、東洋医学を基にしたビューティーイベントを企画しているので、開場下見兼シュミレーション。ヨガレッスンを体験してきました★

間接照明が心地よいリラックス効果を与えてくれるスタジオ。いつかのためにと買っておいたアディダスのヨガウェアデビュー。おへそがでてるからなんだか恥ずかしい。借りたヨガマットを敷いて、アジアンな音楽に合わせて深呼吸。ゆっくりと静かに体を反ったり曲げたり伸ばしたり。本格的にトレーナーの先生についてレッスンをするのは今日が初めて。結構昔は体柔らかかったんだけどな。。
バランス取れないポーズがいくつか。フラミンゴっぽいのとか。
「難しいポーズは、とりくんだ回数に比例します。何回かやっているうちに少しずつ慣れてバランスのとり方がわかってきて、できるようになりますよ」
レッスンを受けているのは15人くらいだったかな。みんな常連さんのようで先生の声だけを聞いて、自分のリズム、感覚でポーズをとってる。私は首だけ先生の方向いてまねっこするのでちょっと首だるく、結構いっぱいいっぱい。でも、気持ちいいかも。私にあってるかも。かなりリフレッシュです。
シャワールームやパウダールームも落ち着いた色調で心地よくきれい。用意されているアメニティはイベント当日クライアントさんの取り扱い商品とスイッチしてもよいって。自然に試していただける感じね。文句なくここで決定です。

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夜は六本木某やさいがおいしいお店にて食事。放送作家Mさんに、いくつかお勧め本を紹介していただきながら、脚本を書くときの原稿用紙の使い方(基礎編)を伝授いただく。
たくさん講座をもってらっしゃるから鞄の中にはいろんな教材が入っている。原稿用紙とペンが出てきて、手品を見てるみたい。
「マスをでたらめに使う作家さんもいるけれど、基本は、こんなふうに柱と、ト書き、台詞にわけて、人によって多少作法は違うのだけれど、柱の前は一行開け、ト書きは3文字下げて。台詞はリカ「○○○○」なんていう風に台詞を言う人の名前を書いてから鍵括弧でくくる。基本はこれだけ。難しくないでしょ」

「柱」「ト書き」、「台詞」。用語の響きを聞いているだけでわくわくする。

「構成の基礎は、起承転結、世阿弥序破急風姿花伝)を抑えるところから。
向田邦子さんが好きなら彼女の台本、まずは丸写ししてみるのがいい練習になるかも。ハコ書きをした様子がないけれど、伏線が見事に張られた構成になっている。彼女は本当に天才」
なるほどーーーーー。
興味があることがつながってきた感じで、すごく嬉しい★

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気づいたらあっという間に23時。職場にトンボ帰り。8月発売の豊かな暮らしを簡単にする雑誌・新商品のインフォメーションコーナーの担当なのだけど。
今日中にライターさんに原稿素材をわたしといたほうが連休明け原稿来てレイアウトにまわせるから、真夜中だけどやっちゃいます。スキャニング。これまではカラーコピーしてバイク便でとばしてたみたいだけれど、複合機で読み取ってPDFメールしたほうがコストも抑えられて、紙を出さないから環境にもよし。きれいだし、早いし。いいでしょう。小さい改革改善活動。

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土曜日。編集長のお誘いでイーウーマン佐々木かをりさんの国際女性ビジネス会議へ。何年ぶりかしら。ここ5-6年ずっとIT、パソコン雑誌担当だったから、個人的には興味はあったけど、すぐにビジネスには直結しないかもと遠慮していつしか足を運ばなくなっていた。
久々の参加。やっぱり、知性のある女性がたっくさんで、熱いムードはかわらずでした。
佐々木さん、お美しい。
雑誌でお世話になっているUNHCRの根本かおるさん、日産自動車販売、林文子さんにもご挨拶。
午前中にリヴァンプ玉塚元一さん、メリルリンチ日本証券社長の小林いずみさんたちの講演を聞いたあと、30歳のキャリアを考える分科会と戦略思考を鍛える分科会に参加。

小林いずみさんの話の中で気になった話題。
「男性ってね、例えば年をとって配偶者が先に死んでしまったら、そのあと平均何年生きると思いますか?3年なんです。
女性の場合、どうでしょう。配偶者である男性が死んでしまった後、実は平均で、なんと20年も生きるんですよ」
今後確実にダイバシティの視点が重要になってくる背景には、グローバル化少子高齢化がある、という流れの中での話しだったのだけれど、なんだかインパクト強くって、会場から携帯メールで会社の女性誌グループリーダーのS氏に実況レポート。

「男は打たれ弱いから滝に打たれて修行するんだ。女性は強い」と不思議な返信が。

その後の分科会、戦略的思考の分科会は、もうすでに身につけている仮説検証、選択の手法の話だったので途中抜け。俳優の丹下一さんがコーディネートする「笑いの構造」のセッションへ。

かなり、いいこと、教えていただきました。
特に放送作家の樋口卓司さんのコメントが毎回新鮮でした。
笑いや感動を表現するには「フリ→オチ→フォロー」という構成を知っているといい。
本当に伝えたいものを「オチ」にして、それが生きるような「フリ」を用意する。フォローでまとめる。フリとオチの落差が笑いや感動を誘う。

例えば
クリスマスで彼女のために最高級のホテルをとり、優雅な食事。彼女の期待は相当に高まっている。え?何をくれるの?(フリ)
ここで彼が渡したものが「松ぼっくり」(オチ)だったとする。
彼女は相当にしらけます。。

でも例えば、秋の紅葉のシーズンに、彼女と公園を散歩(フリ)
そこでそっと「松ぼっくり」を渡したら、
彼女は喜んでくれるかもしれない。

フリを変えるだけで同じオチでもメッセージや伝わり方も変わってくる。

会場からの質問にも真剣に笑いで答えてくれる。

Q「私は上司の愚痴をぶちまけたい。でもネガな言葉は聞いている友人にも悪いと思い、なんとか笑えるネタにして伝えたいのですが」

A「モノマネを入れてみたらどうでしょう。体を張ってまで伝えてくれようとしてると感動してくれるかもしれませんよ」

Q「上司と、その上の上司が口論をする板ばさみにあうことがあります。そこを私の一言で柔らかな雰囲気にもっていきたいのですが」

A「受けなくてもいい、すべってもいい、自分の評価が下がってもいいというリスクは取れますか。もし取れるなら、思い切って本音をぼそっと言ってみる。「がんこだなぁ」とか。あるいは「おまえらイラクアメリカか。私は日本だもーん傍観してます」とか」


この滑るか滑らないかの賭けであるリスクをとる、という行為は笑いにとっての勝負どころで、かなりの緊張を伴う。でも受ければすごく快感なのだとか。
樋口さんのもっともリスクテイキングなチャレンジとは、同じ事務所の古舘一郎さんのニュース番組の打ち合わせでのときのこと。原稿チェックをしている古舘さんに「あれ、」といわれるとADは赤ペンを渡すことになっていた。ところがあるとき「あれ」といわれたあとのADさんがあたふたしだした。いつものペンがないようなのだ。いろいろ引き出しや鞄をひっくり返したりしているけれど出てこない。そこで樋口さんは賭けに出た。

「どうぞ」

樋口さんが「赤ペン」の代わりに渡したのは、


「赤い歯ブラシ」。



結果は・・・・・・

「あほかおまえは」

成功。場がとても和んだ、とのこと。後日談としては、後でその後も毎回赤ペンのかわりに何かを考えて出さなくてはならなくなったこと。毎回コンビニによって赤い何かを探すハメになったというエピソード。



ラストに、私が一番笑いの理論、素敵だなと思った場面を紹介。

広島出身の参加者の女性が質問をした。
「私は原爆を投下された歴史がある広島で生まれ育ち、平和教育をずっと受けてきた。この歴史は後世に伝えなければとわかっている反面、訪れる観光客や外国人の人やメッセージが届いていないような、伝わりきっていないような違和感を覚える。そんな中、注目しているのが”笑い”が持つ力。いろいろ試行錯誤している。例えば原爆ドームの前で英語落語をしてみたり。でもなかなかうまくいかない。何かアドバイスをしてほしい」


そんな熱い思いに
丹下さんは静かに優しく答えていた。
「確かに私も広島を訪れたとき、まじめな平和教育に、少なくない広島の若者たちは飽き飽きしていたり、メッセージが頭の上を通り過ぎている印象を受けた。でも悲しい出来事を笑いやこっけいさで表現するのは誰かを貶めたり傷つけてしまったりする可能性がありとても危険なこと。悲しみを笑い物にしようとするから無理があるのかもしれない。例えばこんなふうに表現してみたらどうだろう。子どもたちが楽しそうに過ごしている公園を歩く。あ、あの子逆上がりしてパンツ丸見えだよ。。互いに笑い合う。そんなときにあなたが言う「でもさ、ここは昔原爆が投下された場所だったんだよね」と。

笑いが悲しみを浮き彫りにする。影があるから光がある。悲しみがあるから喜びがある。

「笑い」の持つ力って、奥深いかも。




あーーーーーーーーーー
たくさん書いた。では掃除。掃除。してきます。