スイッチが、入った。

先週の、金曜日、実は、わたし、切れていた。
連休前だし、早く帰って、たまにはのんびり、楽しく食事しよう、と思っていた。
けれど、何やら”頼まれごと”の仕事が立て込み、結局終わらなかった。
すごく自己嫌悪。だって”頼まれごと”ってことは、断ればいいだけの話だったんだもの。頼まれごとしていった人は、さっさと帰って、私だけ終電逃した。

ナニサ、コレ?

そして、もうひとつ。週明けにはすごく楽しみにしていたラジオの仕事(本来業務は有休とって、こっちにいこうって思ってた)が、やんごとなき理由により、お断りしなくてはいけなくなった。こちらは、ま、しかたない。あとから入った仕事は頼まれごとっていうよりは、私がある人を助けたいって望んで、引き受けた仕事だから。

それでも、私は、私のやりたいことを、したい。
勝手だって、わかっているから、我慢して、それで、切れた。

それで、もったいないけど。連休ほとんど、何も手付かずで、っていうか。ピアノしたり、本読んだり、お風呂したり、お話書いたり、英語聞いたり、それなりにはアクティブだったけど。無駄かもしれない、時間を過ごした。


それで、ミーハーかもしれないけど。さっき掃除しながらエンタ雑誌の小栗旬のインタビューで、芝居にもえてる藤原竜也がすごく輝いていて負けそうと思ったとか、GTOに出演中、油断して努力しないでいたらどんどん台詞が減らされて、最終回はただいるだけって状態になって、すごく反省したって話を読んでいて。

高校時代から尊敬している地域研究の先生の”目先の利益にとらわれるな”ってメモ書きを見つけて。

お風呂入りながら女性誌で、なにかやることに意味を見出さなくたっていい、意味なんてあとからついてくるってメッセージを読んでいて。

松田優作の元妻が、彼の無名時代を本にしたってコラムを見つけて読んでいて。

引き込まれている自分に気づいた。

結果。
舞台・ドラマ・小説・脚本。。。やっぱり、書きたい自分を押さえ込んでも意味ないやって、わかった。意味なんてなくてもいいやって、わかった。

なにをとろとろしてるのっていろんな人にいつも言われるけど、臆病なのと、わがままな気持ちが同居しているんです。私の中には。しかたない。ちょっとずつ成長しますから、許してください。って言いわけしながら、なかなか、スイッチが入らずにいた。

それでも、始めてしまえば、いいんだなって、思えてきた。能力なかったら、才能枯渇したったらどうしよう?って不安もいっぱいだけど。

やってしまってから、また考えればいいやって、思った。だから、昨日の川島さんのお話は、自分を励ますつもりでも、書いていたんだよね、きっと。


一方で、私をいつも支えてくれる人々に、私は、なんだか、まだまだ感謝や、ご恩返しが足りなくて、やってもらって、もらってばかりで、それも、どうにかしよって、思った。


それで、ようやく、スイッチ、入ってきた。

よし。

お手紙書いたり、プレゼント買ったり、送ったり。会いに行ったり、お話聞いたり、楽しく、楽しく、ね。


お、洗濯終わったーー。

昔から、私を知る、親友たちは言う。私とつきあうのは、すごく難しい、って。
めちゃマイペースだし、振り回すし、泣いたり、笑ったり。へんなとこ、繊細だし。
そういう私であっても、お誘いメールしてくれたり、うれしいってことを知らせてくれたり、えらいよ、がんばってるよって、言ってくれるみんながいるってことを、すごくいとおしく、ありがたく、思える。


みなさま、いつも、助けてくれて、ありがとうございます。


組織あわないよね〜といわれ続けて、早、10年になろうとしております。あわなくって、はみだしそうになって(ていうか多分はみでてた)、でも、私なりにがんばったから、もう少ししたら、なにかまた、迎えが来そうな気がしてきました。


そういえば、週明けは、放送作家の大御所先生と食事です。よくわからないけど、お呼ばれしました。毎月一回くらい、優れた番組を聴きあう会があって、その選考委員みたいなの、やらない?って。


私に才能、みたいなものはあるのか、よくわからないけど、私の持っている何かしらのものに、興味をもってくれ、誘ってくれる人がいるのは、ありがたい。

素直に喜んでおこう。


さ、楽しいことたくさんやりましょ♪