抜け出す

妹ちゃんが久々に休みが取れて、軽井沢から東京に来ると言うので、仲良く二人で、松坂屋で開かれているターシャ・テューダー展へ行ってきた。前々から楽しみにしていたんだ♪
テューダーさんはもう90歳を過ぎているというのに、アメリカバーモンド州の山奥で、ガーデニングや日々の家事をしながら絵本やキルトの創作活動を楽しむ。彼女の生活そのものが絵本の世界になっている感じでほんとうに素敵。


「余計なことをしている時間はないのよ。人生は短いんだから」


展覧会の壁にぽんと書かれていた彼女の何気ない言葉が、響いた。
そうだよ、余計なことしてる暇ないよ。


好きなこと、やりたいこと、やらないと。
いっぱい絵も描きたいし、文章も書きたいし、取材・インタビューもしたいし。

今までは働く時間はしかたない、って思ってたけど。
なんか、ちょっと悪循環な気がしてたの。

仕事が面白いので残業してもやってしまう→でも夜遅いと、実は結構怖いし孤独→あんまり遅くなると、そのうち、(なんでとなりの席のおばさんは楽しげな試写会に出かけたり、「体重は”多くなる”と表現すべきか”増えると書くべきか”」とか「このメーリングリストから抜けるにはどうしたらいいのかしら」とか、どうでも良さげな考え事でのんきに日常を過ごし、6:30には帰ってしまうんだろう?)と八つ当たりしたい気分になってくる→疲れきって家に帰る→体力消耗やストレスのためサプリやマッサージなどの対処療法で適当にやり過ごし不健康体質になる→朝つらい

こりゃ、現代働くマンのへんなサイクルだよ。いつか何かのネタになるだろうから、実体験として経験できてよかったけど。

ということで、明日からもう少し早く帰って好きなことやろうっと。そしたら結果的に仕事ももっと効率よくできるような気がするし。

テューダーさん気づかせてくれてありがとう。

それでは みなさま そういうことで。おやすみなさい。

★久しぶりにテューダーさんの作品参考に絵を描いた!ストレス発散★