怖くなってきた

なんだか最近、自分の周りに次々起きる出来事に動揺している。
どう考えても、うまく行過ぎていることばかり起きるのだ。


●女性の健康雑誌の担当に
一昨日会社で9月からの人事異動の辞令が発表された。結果、私が所属しているチームリーダーが、部長に昇進し、他の部署に引き抜かれていくことになった。それが自分にとってどんな影響を及ぼすのか、私はすぐさま直感した。これまでおぼろげながらに期待してきたことが実現に近づく出来事が起きたのだと。


これまで、彼は折に触れ、私を優秀な部員だといってくれ、扱い額や責任の大きな仕事に次々に挑戦させてくれた。それはやりがいがあり、誇らしいことでもあったが、一方で常に何か違うと感じていた。私は大きくて立派な仕事より、もっと別なこと、ー自分の知的好奇心を満たす新しい分野に挑戦したいーと感じていたのだ。けれども、彼の管理下では、信頼が厚いがゆえにチームから外れることはあり得ず、それはすなわち担当するパソコン雑誌の領域から出られないことを意味していた。彼の異動はそれが覆される出来事が起きたということだ。


彼の辞令を受けて、今朝の会議で新しいチーム体制が発表され、私の予感は的中したことを確信した。私はIT/PC分野に加えて、それ以外の分野も担当する。具体的には女性の美容・医療・健康分野だ。今日はあくまでもチーム割だけだったので、実際の業務のアサインまでは言及されなかったが、部長の口から今までパソコン系の雑誌広告を売ってきた私が健康雑誌を売る可能性もありうるとコメントもあったから、おそらくは多かれ少なかれ関わっていくことは間違いない。あっさりこんな形で理想が実現してしまうとは。。。。


●不思議な出会い
前のメールでショーンさんの英語セミナーに参加し、お礼メールを書いてみたことまでは報告済みだったと思う。数日後、本当にこちらが恐縮してしまうほど丁寧なお返事をいただいた。そしてその後も何回かメールをやりとりさせていただいるうちに、お互いに二つ以上の文化を持つ環境で育ってきたことを大切にしていること、そのバックグラウンドを生かすことはミッションだと感じていること、生活の基盤としてコンサルティングを主とした仕事を持つ一方、聞き手という立場でいろんな人から情報を引き出していくラジオ番組を担当していることなど....次々共通点があることが判明。何だかびっくりしてしまった。もちろんショーンさんの語学やトークのスキルは素晴らしくって自分とは象と蟻ほどの差があって到底追いつくことはできなそう。でも少なくとも、自分の目指す方向にロールモデルとなる人がいてくれるのは相当に心強いことだ。


インタビュアーは聞きっぱなしではダメ。聞こえは悪いかもしれないけれど、インタビュイーを利用しながら、リスナーを楽しませる作品を作り上げるような気持ちで進めないと。インタビューの場面そのものに何か期待するべきではなくて、もしかしたらそこはあくまで仮説を検証する場でしかないのかもしれない。仮説ははずれてもいい。否、外れたほうが生き生きとする。「あなたは周りから、●●なんて批判されますよね。黙っていらっしゃることが多いですけれど、実はすごくいやなのではないですか」こんな投げかけに、「そうなんです。実はおっしゃるとおりです」という展開もいいが、「いえ、本当は照れてるんですよ」なんてリアクションがあってもいい。


英語のシュミレーションのトレーニングをしてみたらいいかもしれない。クライアントにセールスをする、プレゼンテーションをする、などの具体的な場面を想定し、そこで自分はどう答えるか。脳に汗をかくくらい自分を追い込んでいった方が成長する。マーケティングファイナンスを英語で学んでみるのもいい。単に英語を学ぶだけでなく英語を通じて何かを学んだほうがメリットが大きい気がする。


一昨日、少しだけ電話でお話させてもらったら、番組の進め方について、英語について、何だか申し訳ないくらいたくさんの、それも極めて的確で丁寧なアドバイスをいただいてしまった。


英語もラジオもお仕事も。いろんなことにステップアップしたいと感じていたちょうどその時期に、ショーンさんに出会えたのは、とてつもなく貴重なことだと感じている。


まだまだ自分の中では異常な偶然の重なりとしかいえないような出来事がたくさんあるのだけれど。眠くなってきちゃった。


続きはまた、ちかいうちに。