少しペースダウン

そろそろ、自分の気持ちにゆっくりと耳を傾けてあげないといけないかなあ、と思い始めたので、いろいろやるべきことを少しずつペースダウン。


好きなこと、大切にしたいことをゆっくり、丁寧に、味わってみる。楽しんでみる。

大好きな友達hirokoとおしゃべり。こんなこと、人として正しくないと思う考え方であっても、今の自分が感じている正直な気持ちを伝えてみる。働くって大変。疲れちゃった。発見や学びも多いことはわかっているけれど。胸の奥につかえていたものを無理矢理にでも少しずつ言葉にしていくことで、hirokoに優しく耳を傾けてもらうことで、日々のストレスが明日へのパワーに変わっていくいく。

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人生の方向が大きく変化する大切なとき。私は、抜群のタイミングで、その後の人生の道しるべとなる人に出会う。

OLをしながら、有休を使って取材活動をし、毎日睡眠時間を削りながら、原稿を書き上げ、本を出版したスポーツジャーナリストの飯田絵美さん。大好きな友人etsuの誘いで先週、彼女の出版記念パーティーにお邪魔した。
彼女の書いた本は、私の目指すスタイルで生まれており、彼女の生き方は、まさに私が憧れているスタイルそのものだった。いつか私も彼女と同じように、たくさんの人の協力や応援のなかで作品が生み出され、その作品が生み出された喜びを、関わってくれた人たちと分かち合い、感謝の言葉を伝えられる日が迎えられたら幸せだな。


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ふだん、お茶をするだけのコーヒーショップで、コーヒー豆を買う。マニュアルにはない、その店員さんだけが語れる話題で会話を楽しむ。毎日ローテーションで出している、本日のコーヒー。本当のコーヒー好きが通うこの町では、この豆にした日は確実にオーダーの数が違うと実感するほどの人気の豆がある。コーヒーを深く知る人が、この豆以外ほかは買わないと決めている豆がある。冬シーズン限定でだす豆で、店員さん自らも気に入っている豆がある。へぇ。単純に新鮮な驚き。

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久しぶりの朗読レッスン。三島由紀夫のやや屈折した人生観、感受性を堪能。たった数行を三時間くらいかけて深く深く読む。才能がありすぎるからこその苦悩。彼独特の美学。
「あなたは、彼の感受性を感覚的に理解していますね。昔からあなたの書く文章も、感覚的で精神的な世界を描くことがありましたからね。三島の世界が合うんでしょう。読みも綺麗です。さらにいい朗読とするためには、美のリズムを身につけていくといいですよ。整っているだけではだめなのです。奥行きと広がり、長短、メリハリ。だらっと読まないことね」
先生は、私を20代半ばくらいから知る人。スポーツ、ファッション、文芸、といった分野の舞台やショーや番組のプロデューサーとして、ジャーナリストとして、マルチに活躍されている。文章も添削してくれたし、アナウンスのレッスンもしてくれた。言葉で明言せずとも、先生が誉めてくれる根拠はあれね、とピンとくる思い出がある。
いつかのレッスンで読んだかわいい母娘の生活を描いた美しい物語。いつかのレッスンで書いた、オリンピック選手の裏で活躍する人たちに光をあてて描いたエッセイ。あのときと同じように、なにやらびっくりするような、それでいて嬉しそうな表情で、私の読みを誉めてくれた。

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久しぶりにママリンコに電話。シチュー作りたいけど、むね肉でもいい?
たわいもない質問。
ほんとはモモのほうががやわらかくていいんだけどね。すぐ食べるならお手頃価格だしムネでもいいって。
長ネギがあまってるの。玉ねぎじゃないけど入れていい?
長ネギならいいよ。3センチくらいに切っていれな。
アボガドは?
それは入れない方がいいよ。

些細なとこからわかってないから。一つ一つ疑問を解消。

出来上がりは。。。美味しい★

明日はまた午後くらいから素敵なお客様がいらっしゃるからね。一緒にのもうっと。

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それでは今日はこのへんで。